アラン 10年

arran

アラン(The Arran)蒸留所はスコットランドのアラン島にあります。

アラン島はスコットランド南西のキンタイア半島と本土に挟まれた穏やかな内海にあり、ウイスキーづくりに適した水と気候に恵まれ、かつては素晴らしいウイスキーの産地として有名でした。

最盛期には50以上の蒸留所がありましたが、徐々に減少し1836年までに全ての蒸留所が閉鎖されてしまいました。

しかし、1995年にアラン蒸留所が新設され、約160年ぶりにウイスキーの生産が復活しました。

1997年には、女王陛下の除幕式でビジターセンターが正式オープン。

エリザベス女王がウイスキー蒸溜所を公式訪問するのは2度めで、1980年にボウモアを訪ねて以来17年ぶりのことでした。

2007年には、アイラ島でボウモア蒸溜所長を30年務めたジェームズ・マクタガートを新しい蒸溜所長に迎えました。

アラン10年は、10年熟成とは思えないやわらかさとなめらかさが特徴で、冷却ろ過や着色はせず、自然な状態で瓶詰めしています。