クライヌリッシュ(Clynelish)蒸留所はスコットランドの北ハイランドにあります。
1819年にスタッフォード伯爵(後のサザーランド公爵)によって、領地内の大麦消費拡大と、密造酒対策のために創設されました。
ボトルのラベルを飾る山猫は、公爵家の紋章の一つで、今でも北ハイランドの山中には山猫が生息しているといわれています。
1967年に敷地内に新しい蒸留所が作られ、クライヌリッシュの名を引き継ぎました。
古い蒸留所にはブローラという名前が付けられましたが、1983年に閉鎖されてしまいました。
現在クライヌリッシュ蒸留所で造られているウイスキー原酒の約95%は、ブレンデッドウイスキー用で、ジョニーウォーカーの原酒になっていることでも知られています。
クライヌリッシュ14年は、フルーティな香りと魅力的な甘み、そして微かなスパイシーさを併せ持つシングルモルトです。
シングルモルトの中でも非常にバランスが良く、甘さとスパイシーさの絶妙な加減が魅力です。